まずはニキビ跡の原因を知りましょう!

鼻の頭の毛穴のブツブツ、頬に残ったデコボコや茶色のシミ・・・。
思春期に額からアゴまでのTゾーンにたくさん出来たニキビは、青春のシンボルなんて言われたりもしたことでしょう。

 

その時期が過ぎた後、今度は頬や口の周りを中心とした大人ニキビに悩む日々が訪れることも少なくありません。
自己流でやる間違ったケアで悪化させてしまってからのニキビ跡は、必ず残ってしまいます。

 

「皮膚科でもらった薬も使っているし、洗顔もこまめにやっているはずのになぜ・・?」
「自分ではできるだけケアしているはずなのに、ニキビが減らないどころか、ますますニキビ跡も増えてしまう・・・。」

 

これは一体どうしてなのでしょうか??

 


第1の原因|ニキビをいじりすぎてしまうこと

白ニキビと言われる毛穴の奥に皮脂がたまっている状態だと、洗顔でちょっと押すと簡単に飛び出してくるものもあるでしょう。
ところが毛穴に溜まったコメドを無理に押し出すと、毛穴が広がってしまい、ニキビが治ってからも元に戻らなくなってしまいます。
また、膿が溜まって赤く盛り上がっている状態のものを無理に押し出そうとすると、皮膚の深い所まで炎症が広がり、デコボコのニキビ跡になります。

 

第2の原因|紫外線

表面的にはニキビが治ったとしても、その部分の皮膚は他の部分に比べると薄く、かなり弱っています。
そうした部分はメラニン色素が集まりやすく、少しの紫外線でシミやそばかすが簡単にできてしまいます。
紫外線からのダメージを極力抑えるには、日焼け止めなどのUVケアが欠かせません。
面倒かもしれませんが、こまめに日焼け止めクリームを塗るなど、できるだけ気を付けるようにしましょう。

 

第3の原因|たまった膿や毒素が皮膚から排出されずに残ってしまう

炎症が治まっても、いつの間にかイボのように盛り上がってしまっているニキビ跡があります。
このようなニキビを自分で対処しようとするのは、ニキビそのものを悪化させるだけでなく、深い部分にある真皮まで傷つけてしまうのでとても危険です。
薬を塗ったとしても炎症を抑えるだけの効果しかなければ、内部の毒素は排出されず、それを皮膚そのものが包み込むように大きくなってしまいます。
治る過程でメラニン色素が付着すると、黒く盛り上がったホクロのようになり、最悪の場合は外科的措置が必要になるでしょう。
市販の薬に頼るだけでなく、炎症が退いても表皮の盛り上がりが残るようであれば、できるだけ早く皮膚科で治療してもらうようにしましょう。

 

ニキビ跡に効く薬ってなに?

ニキビ跡にはその刺激の大きさによって5つの種類があります。軽度2種類と重度3種類です。軽度のニキビ跡は薬のみで治すことができますが、重度の場合は薬だけでは難しく、場合によっては病院での治療も必要となります。

 

薬で治すことができるニキビ跡は、赤色になっているものと茶色になっているものです。クレーター状やしこり、みみず腫れのものは皮膚科などで相談することが大切です。
市販でさまざまなものが売られていますが、副作用が出たり症状が悪化する場合もあるので、まずは病院で処方してもらうほうが安心ですし、保険が適用されて安く済みます。

 

ニキビ治療のものは抗生物質と抗炎症剤、局所用抗ニキビ製剤、美白剤、ビタミン剤の5種類です。
赤色の跡には炎症を抑えるもの、茶色のものにはターンオーバーを早めるものが処方されます。

 

  1. 抗生物質
  2. ニキビ菌の繁殖をとめたり菌を退治してくれるので赤色のものの初期段階に効果的です。

    早くて高い効果は出ますが、副作用としてめまいが出る方もいますし、妊娠中やアレルギーを持った方には使えません。

     

  3. 抗炎症剤
  4. 炎症を和らげるので赤色のものに効果があります。

    すぐに目立たなくしたい方や1ヶ月すぎても治らないような方に処方されます。

     

  5. 局所用抗ニキビ製剤
  6. 肌表面の角質をはがしたり皮脂を溶かす、ピーリングのような役割を持つものです。

    茶色のものに効果があります。ただ肌が弱い方や初めて使用する方の中には肌荒れを起こすこともあるので注意が必要です。

     

  7. 美白剤
  8. ハイドロキノンとも呼ばれますが、メラニン色素を脱色して皮膚を漂白してニキビ跡を薄くします。

    茶色のものに効果があります。最近では化粧品に含まれることもあります。
    濃度によっては肌に刺激が強すぎて赤みやかぶれが出たり、白斑になるおそれもあるものです。
    ニキビ跡には2から5パーセント程度の濃度が適しているといわれています。

     

  9. ビタミン剤
  10. 皮膚細胞の回復を早めてくれるので赤色、茶色ともに使われることが多いです。

    ビタミンB6やビタミンCなどが多く処方されます。サプリメントからよりも吸収率も吸収スピードも速くなります。

 

どれも成分量が多すぎるとめまいやかぶれ、肌荒れなど副作用を引き起こすことがある危険なものです。
そのため病院で診断を受けてからのほうが安心安全なのです。
また、クリニックに頼ることになる前に、食事や生活習慣を改めるなど根本の原因を解決して、ニキビ自体を作らせないようにすることも大切です。